NSCAジャパンについて
NSCAジャパン理事長挨拶
森谷 敏夫

NSCAジャパン理事長
京都大学大学院教授
新しい理事長として選任されました、森谷敏夫です。
スポーツ経験としましては、中京大学在学中に体操部に所属しオリンピックを目指していました。大学3年のときに大きな怪我をしたことで選手活動を断念し、そのままアメリカへ留学しました。南カリフォルニア大学で研究活動を続けていた頃、米国NSCAが発足し、その際に筋力トレーニングおよび神経−筋に関する講演をさせていただいた経験があります。ですので、米国NSCAとは近しい存在でした。その後、NSCAジャパンが創立され、これまで計7年間、監事を務めました。
今回、新たに理事長へ就任しましたが、金久博昭元理事長が築いてきたものを踏襲しつつ、日本におけるストレングス&コンディショニングへの新しいニーズに応えていきたいと考えています。そのひとつとして、サルコペニアや糖尿病への筋力トレーニングの有効性について、広く社会に対し周知を図っていくことがあります。このような新しい分野へのチャレンジも含め、会員の皆様、理事の皆様と協力し、努力してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
NSCAジャパンとは
特定非営利活動法人NSCAジャパン(日本ストレングス&コンディショニング協会)は、米国コロラド州コロラドスプリングスに本部を持つNSCA(National Strength and Conditioning Association)の日本支部です。
1991年に設立され、日本におけるストレングストレーニングとコンディショニングの指導者の育成や継続教育、研究に裏付けられた知識の普及を通じて、一般の人々に対する健康の維持・増進から、アスリートに対する傷害予防とパフォーマンスの向上などに貢献するために活動しています。
使命(ミッションステイトメント)
NSCAジャパンは、研究に裏付けられたストレングス&コンディショニングに関する知識を普及させ、子どもから高齢者にいたるすべての人々の健康増進と、アスリートの競技力向上および傷害予防を支援します。
『Bridging the gap between science and application:研究と現場の橋渡し役として』
設立経緯
1960年、ローマオリンピックにて日本が惨敗したのを機に、日本でもスポーツ関連の専門家が各分野で尽力し、体力強化に取り組み、それに基づくトレーニング関連システムが開発されてきました。しかし、それでも体力強化トレーニングを指導 する現場での問題は未解決と言わざるを得ない状況下にありました。
そんな中、1978年に米国において「スポーツの成績とフィットネスに関連するストレングスについての専門的意見交換を促進し、会員の団結を図る」という目的で、ネブラスカ州立大学リンカーン校に米国NSCAが設立されました。それから米国NSCAは、スポーツ医科学の研究室とトレーニングの現場を直結し、理論と実践の橋渡しをする役割を果たし、活動を続けています。
NSCAジャパンは、前述のような現場での問題点を解決すべく、また、米国NSCAの理念に賛同し、日本においてもそれを普及・発展していく目的で、1991年に米国NSCAの国際支部として設立されました。米国本部からの情報を活用しつつ、S&Cを共通の課題として共に研究し、日本のスポーツ界のレベル向上を目指して活動を開始したのです。
沿革
| 1991年 | 4月1日、NSCAジャパン設立。顧問に寛仁親王殿下、理事長に窪田登氏(早稲田大学名誉教授)が就任。 |
| 1993年 | NSCAジャパンにて英語で1回目のCSCS認定試験を開始。 |
| 1994年 | 会員向け機関誌『NSCAジャパン・ジャーナル』を創刊 |
| 1995年 | 日本語でのNSCA-CPT試験を開始。 |
| 1999年 | 日本語でのCSCS試験を開始。 |
| 2001年 | NSCAジャパン会員が1,000名を超え、東京都へNPO法人として申請。4月に受理され、NPO法人としての 活動を開始。 |
| 2010年 | NSCAジャパンの会員が約4,800名に。日本における資格認定者数が3,200名を超える。 |

