日程 |
1日目:2023年2月4日(土)13:00~18:30 2日目:2023年2月5日(日)9:30~15:15 |
会場 |
昭和大学上條記念館 (東京都品川区旗の台1丁目1番20号) |
受講対象および感染症対策 |
NSCAジャパンでは、現地参加型セミナー開催時のガイドラインを設け、新型コロナウイルス感染拡大防止につとめています。現地参加型セミナーへ参加するには、ガイドラインを遵守していただくことが条件となります。
(セミナー参加時の新型コロナウイルス感染症対策について)
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CEU |
CEU |
両日参加 |
2月4日のみ |
2月5日のみ |
2.0(A) |
1.0(A) |
1.0(A) |
【CEU付与について】 ・カンファレンス終了後、1週間以内にCEUを付与します。マイページでご確認ください。 ・米国会員で英語版CEU証明書が必要な方は、下記メールよりお問い合わせください。(ceu@nsca-japan.or.jp)
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講座内容 スケジュール |
2月4日(土):1日目・2月5日(土):2日目 |
参加料金 |
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事前申込料金(税込) |
種別 |
両日参加 |
2月4日のみ |
2月5日のみ |
正会員、米国会員 |
17,600円 |
8,800円 |
8,800円 |
学生会員 |
12,400円 |
6,200円 |
6,200円 |
一般 |
26,400円 |
13,200円 |
13,200円 |
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当日料金(税込) |
種別 |
両日参加 |
2月4日のみ |
2月5日のみ |
正会員、米国会員 |
18,000円 |
9,000円 |
9,000円 |
学生会員 |
14,000円 |
7,000円 |
7,000円 |
一般 |
28,000円 |
14,000円 |
14,000円 |
※2023年1月27日(金)17:00を過ぎて事前申し込みできなかった方は、会場(当日対応デスク)にお越しいただき、当日料金でお支払いいただきます。当日料金のお支払い方法は、現金、クレジットカード、PayPayからお選びいただけます。
※事前申込期間内にお申込みいただいた場合でも、支払期日までに支払いが確認できない場合は、会場にて当日料金でお支払いいただきます。
懇親会
懇親会は開催いたしません。
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申込方法 申込期間 |
【事前申込期間】 2022年12月12日12:00~2023年1月27日17:00
事前申込受付は終了いたしました。
【当日受付について】 これ以降の現地参加のお申込みは、会場にて当日料金でのご案内となります。 当日料金を確認の上、会場にてお支払いをお願いいたします。
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キャンセル ポリシー |
下記日時までにキャンセルのご連絡をされた場合、手数料550円を差し引いて返金いたします。この日時以降は、キャンセルチャージとして参加費100%を申し受けます。 ※マイページからのご連絡:2023年1月29日(日)23:59まで ※電話でのご連絡:2023年1月27日(金)15:00まで
【感染症に罹患、あるいはその可能性がある方】 感染症法等で職場等、公の場への参加の停止が定められている感染症(新型コロナウイルス、インフルエンザなど)に罹患している方、あるいはその可能性が極めて高い方は、他の参加者等への感染防止のため受講をお控えください。 セミナー開催日から30日以内に、NSCAジャパン事務局に医師による診断書(コピー可/スキャンデータのE-mail添付可)を提出し、セミナー当日に感染中または完治しておらず外出できない期間であったことが確認できた場合には、手数料550円を差し引いて返金いたします。
【開催中止の場合】 a. 悪天候、天災地変、その他の自然現象 b. 交通機関など、セミナー実施に不可欠な組織、団体、個人のストライキ c. セミナー実施に影響を及ぼす新法令の発令および公官庁の命令 d. 施設、機材の異常など、安全かつ円滑にセミナーを実施することが困難と判断される場合 e. 伝染性感染症の蔓延(新型コロナウイルスについては別途、詳細基準あり) f. その他、不可抗力により主催者がセミナー実施が困難と判断した場合 上記の理由により、開催中止となった場合、手数料は主催者負担で返金いたします。
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他団体資格の 単位付与 |
現地でのついた講座を受講いただいた方のみ対象となります。
:(財)健康・体力づくり事業財団 健康運動指導士・健康運動実践指導者 :(社)日本フィットネス協会(JAFA) JAFA/GFI
※オンライン(ライブ)でお申し込みの場合は、他団体単位付与の対象とはなりませんので、予めご了承ください。
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協賛募集 |
NSCAジャパンS&Cカンファレンス2022では、協賛を募集しております。 (企業協賛募集のご案内) (協賛申込書)
【お問い合わせ先】 E-mail:public@nsca-japan.or.jp
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その他 |
【来場者特典】 ①記念Tシャツ ②プログラム(冊子) ③オンライン(ライブ)対象講座 のアーカイブ配信※
※2月6日(月)にご登録のメールアドレスに、視聴用のURL等をお送りいたしますので、必ず「conference@nsca-japan.or.jp」を受信できるようにしておいてください。 視聴期間:2023年2月7日(火)10時~2023年3月5日(日)0時
【当日について】 ・入場時に参加証をお渡しします。ご本人様確認のため、お申し込み完了メールの控え、またはNSCAジャパン会員証を当日必ずご持参ください。 ・オンライン(ライブ)対象講座につきましては、カメラ撮影によるご来場者の映り込みが起きる可能性があることをご承知おきのもと、ご参加ください。 |
2月4日(土):1日目 13:00~14:30 |
【Day1-1-A】
上條ホール (1F)
定員:395名
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講演 コーチングの言語:動作指導の理論と実践 Nick Winkelman(Ph.D., CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, XPS, アイルランドラグビーフットボール協会アスレティック・パフォーマンス&サイエンス責任者) |
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本講義では、コーチの言葉とアスリートの動作との交点を考察します。すべてのコーチは口頭によるコーチングとキューイングの価値と必要性を理解していると思いますが、この重要なツールの実際の使い方についてどれだけ考えているでしょうか?運動学習と注意の焦点についての科学に基づき、コーチがセッション内のコミュニケーションを整理するためのモデルと、動作のパフォーマンスと習得の向上に関するコーチングキューを最適化するための特異的な戦略を提供します。 |
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【Day1-1-B】
冨士桜 (B1F) 定員:120名
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実技 スポーツパフォーマンスにおける身体操作トレーニング 真木 伸一(CSCS, 理学療法士, JSPO-AT, 株式会社Re-Vive) |
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アスリートがスポーツにおける「パフォーマンス」を改善するために、どのような身体要素の強化が必要なのか。 今回は、平素演者が重視している身体操作の強化ポイントを挙げ、具体的内容を共有して実技を行いたい。 |
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【Day1-1-E】
赤松 (4F) 定員:180名
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講演 女性アスリートに対する包括的なコンディショニングサポート 本セッションでは、女性アスリートのサポートに関して、泉氏、福島氏よりナショナルチームを含めた取り組みをご紹介いただきます。 講演後は、質疑応答やディスカッションも行う予定です。 |
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【座長】 岡田 千詠子(NSCA-CPT, マスターコーチ, NSCAジャパン女性S&C委員会委員長, 指導者育成委員会委員) |
ジュニアからシニア育成の専門職におけるコンディショニング教育 ~ナショナル医・科学情報の現場活用(体操競技)~ 泉建史(NSCA-CPT, ACSM/EP-C, 日本オリンピック委員会医科学強化スタッフ, ナショナルチーム(体操・トランポリン)フィジカル育成強化担当, フィジカルコーディネーター) |
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「コンディショニング教育」とは競技的パフォーマンスを整え、身体をコントロールする構成要素(休養・睡眠・栄養・感染予防・メンタルヘルス・フィットネスレベルの維持)への取り組みを示すものとして今回紹介する。2024パリオリンピック大会、2028ロサンゼルスオリンピック大会を目指す各世代のフィジカル育成で活用し推進されている、各種関係機関が作成した「コンディショニングに関するガイド」を交え、演者の関わる医科学支援の情報を振り返る。 本講演では「身体の変化」をコントロールするセルフマネージメントの方法(体調管理、障害予防の推進)やACSM(アメリカスポーツ医学会)やIOC(国際オリンピック委員会)でも推進された「女性アスリートの三主徴に繋がる学び」も交えて伝える。 |
女子柔道競技におけるトレーニングサポート事例 ~リオから東京オリンピックにかけての事例紹介~ 福島 未里(旧姓 池田)(CSCS, 柔道整復師, JSPO-AT, FTGYM, 元柔道女子日本代表トレーニングスタッフ) |
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2015年、サポートを始めた当初は女子柔道選手にウェイトトレーニングを実施してもらうまでのハードルが非常に高かった。リオオリンピックまではウェイトトレーニングの普及活動を中心に活動し、東京オリンピックのサポートがスタートすると男子柔道の活躍や監督・コーチの変化など様々な要因でウェイトトレーニングが浸透していった。東京オリンピックを迎えるまで女子柔道アスリートをサポートした事例を実際の内容を交えながら紹介する。 |
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2月4日(土):1日目 15:00~17:00 |
【Day1-2-A】
上條ホール (1F)
定員:395名
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講演 現場報告 地域におけるトレーニング指導・啓蒙普及のあり方 山村 勇介(CSCS, NSCA-CPT, PES, 健康運動指導士, 株式会社グローバルヘルスプロモーション) |
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老若男女、スポーツ選手から疾患を抱える一般生活者まで幅広い層へ対応し、パーソナル、グループ、スポーツチーム、店舗型、出張型など多様な形態でトレーニング指導を行なっています。 その他、講演、執筆、コンサルをはじめ、行政、企業、学校、各種講師業など、地域を拠点に、地域を大切にした様々な事業展開の事例をご紹介します。 |
講演 現場報告 地域における高齢者運動指導の実施とプロセス ~ストレングス&コンディショニングを地域へ~ 江上 猛(NSCA-CPT, 特定非営利活動法人KATT ASIA) |
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地域における高齢者運動指導は自治体と連携する機会も多いがそこに至るプロセスは経験的に困難を極めることが多いように思える。また地域における「運動」に対するニーズは「介護予防」を基軸に「コミュニティーづくり」、「独居老人の回避」など多岐に渡り、さらに参加者の中には身体的に疾患や障害を有する場合もある。 しかしそうした課題にストレングス&コンディショニングの専門性がたびたび利益を与えるケースも多かった。高齢者運動指導の実情を踏まえながらストレングス&コンディショニングの専門職が地域活性化を目指してどのように関わるべきか、事例を交えながら報告させて頂くとともに受講者の皆様と共に超高齢化を迎えている地域の未来について考えたい。 |
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【Day1-2-B】
冨士桜 (B1F) 定員:42名 |
スポーツ栄養SIG |
栄養士と他職種の連携 【座長】 河南 こころ(CSCS, 管理栄養士) 【副座長】 右近 直子(NSCA-CPT, マスタ―コーチ, 管理栄養士, 京都文教短期大学) 三好 友香(CSCS, 管理栄養士・公認スポーツ栄養士, 森永製菓inトレーニングラボ・ニュートリションスペシャリスト) |
本SIGでは、栄養士と他の専門職との連携について議論、共有します。また栄養の具体的な内容についても触れ、ストレングス&コンディショニングにおける栄養の大切さを考えたいと思います。 |
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【Day1-2-C】
芍薬 (2F) 定員:42名 |
ラケットスポーツSIG |
ラケットスポーツにおける傷害予防を考える 【座長】 米澤 和洋(M.S., CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, マスターコーチ, 株式会社ATHER) 【副座長】 勝原 竜太(M.S., CSCS, 公益財団法人吉田記念テニス研修センター, 一般社団法人スポーツのよき相談者) |
本SIGでは、参加者の方々が関わるラケットスポーツにおいて発生しやすい傷害やそれらに関連した課題を共有し、対応策を皆さんで話し合いたいと思います。 特に参加者同士で話し合い、課題解決のためのアイディアを皆さんで出し合い共有できればと考えています。S&Cコーチ、トレーナー同士で相談でき、発展的な話ができるような場にしましょう。
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【Day1-2-D】
山百合 (3F) 定員:42名 |
高校S&C SIG |
高校生を取り巻く環境とトレーニングの現状、アプローチについて 【座長】 花木 祐真(M.S., CSCS, マスターコーチ, 国士舘大学スポーツパフォーマンスセンター)
【副座長】 小平 健太郎(M.S., CSCS, NSCA-CPT, 高校ラグビー部S&Cコーチ, 一般社団法人スポーツのよき相談者) 亀本佳世子(Ph.D., NSCA-CPT, 公認スポーツ栄養士, 大阪公立大学大学院医学研究科) |
本SIGでは、高校におけるトレーニング環境や現状、アプローチ方法や課題などについて議論する予定です。 |
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【Day1-2-E】
赤松 (4F) 定員:180名 |
口頭発表 【座長】 平山 邦明(Ph.D., CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, マスターコーチ, 早稲田大学スポーツ科学学術院准教授) |
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2月4日(土):1日目 17:20~18:30 |
【Day1-3-A】
上條ホール (1F)
定員:395名
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講演 世界と戦うトップアスリートとどのように向き合うか ~トップアスリートサポートのあり方とその内容~ 牧野 講平(M.S., CSCS, マスターコーチ, 森永製菓株式会社 in トレーニングラボ) |
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これまでプロの世界や国際大会で活躍する多くのトップアスリートをサポートしてきました。サポートに決められた形はなく、競技・個人によってさまざまです。チームにおける自分のポジションや役割、年齢差、性別、性格、接触頻度などによりアスリートとの関係性やコーチング方法を変化させています。トレーニングやコンディショニングについても、トレーナー(S&Cコーチ)として理想とするものはありますが、実際は競技における目的や環境を考慮して、最善なものを選択しています。 本セミナーではこれまで行ってきたサポートのあり方とその内容をご紹介します。 |
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【Day1-3-B】
冨士桜 (B1F) 定員:120名
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講演 ストレングス&コンディショニングにおけるアスリートモニタリングの科学的基盤 Chris Bailey (Ph.D., CSCS, RSCC, 北テキサス大学准教授) |
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本講演では、ストレングス&コンディショニングプログラムにおけるパフォーマンスモニタリングの哲学とその正当性について議論します。近年、利用できるデータが増加していることから、どのようなデータをモニタリングし、何を避けるべきかについて具体的に考察します。最適なトレーニング適応を促進するための実践的な推奨事項の作成やデータに基づいた意思決定を行うことを目的として、実際のデータを用いて一般的に使用されているテクニック、分析及び解釈の方法を紹介します。 |
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【Day1-3-E】
赤松 (4F) 定員:180名
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講演 脳を鍛える運動について考える~乳酸と認知機能~ 橋本 健志(Ph.D., 立命館大学スポーツ健康科学部教授) |
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我々は、一過性の運動が認知機能を高める効果について研究を進め、効率的に認知機能を亢進させる運動強度、時間、様式を整理した。興味深いことに、乳酸産生を促すような様式の運動(筋収縮)が効果的に認知機能を亢進することが明らかとなり、それは脳の乳酸取り込みとその利用が関係している可能性が示唆された(Hashimoto et al. 2018)。 今回は、そうした我々の一連の知見に基づき、認知機能向上にとっての乳酸の役割について検討する。 |
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2月5日(日):2日目 9:30~11:00 |
【Day2-1-A】
上條ホール (1F)
定員:395名
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講演 ストレングス&コンディショニング研究における非対称性の理解 Chris Bailey (Ph.D., CSCS, RSCC, 北テキサス大学准教授) |
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本講演では、現在発表されているストレングス&コンディショニング研究における筋力と四肢間の非対称性についての数値を批評的に検証します。近年、発表される研究が増加によって非対称性についての数値が正当化される一方で、多くの研究が非対称性の定量化に不適切な方法を用いています。 今回は、非対称性の定量化および解釈に関する問題を、潜在的な解決策とともに議論します。 |
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【Day2-1-B】
冨士桜 (B1F) 定員:120名
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実技 回旋系スポーツのためのトレーニングの考え方 白水 直樹(M.S., CSCS, 鍼灸あんまマッサージ師, PROGRESS株式会社) |
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回旋系スポーツのトレーニングは、トレーニングも回旋系のものに注目が集まることが多い。しかし、私がこれまで現場指導をして感じることは、パフォーマンスの向上に成功した多くの選手達のトレーニング計画の特徴は、スクワットやランジ動作などの基礎的なトレーニングが中心にあり、その基礎的なトレーニングを繰り返していく過程で、並進運動と回旋運動を繋げる運動連鎖のポイントなどを学習し、筋力やパワーも同時に獲得しているケースが多いということである。過去の多くの研究データからも、鉛直方向の運動の代表的な種目である、垂直跳び、スクワット、メディシンボールバックスローなどの数値と、打球速度、スイングスピードなどの数値に相関関係があることは、基礎トレーニングの重要性をパワーの観点から明らかにしているが、その鉛直方向の力発揮を中心とした基本的なトレーニングの質を上げることは、我々が考えている以上にパワーの観点からだけではなく、ポジションやタイミングなどの運動学習、ストレッチ&ショートニングサイクルやコーディネーションと呼ばれるような、特異的な運動のコントロール要素を鍛えることに貢献しており、パフォーマンス向上への貢献度が高いと考えている。一見単純なこれらの運動をポジションやタイミングなどのコントロールの精度を上げ、重心移動の微調整ができるようになることは、回旋系のトレーニングやスポーツ技術の調整力にも影響し、スポーツ技術習得の成長スピード、筋力やパワー向上の成長スピード、障害発生率の低下などにも影響していくことを現場で感じている。 |
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【Day2-1-E】
赤松 (4F) 定員:180名
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講演 S&Cコーチが把握しておくべきスポーツ脳振盪後の競技復帰プロトコル ~S&Cコーチの重要な役割と連携~ 中本 真也(M.S., CSCS, 理学療法士(カナダ理学療法士会公認), 筑波大学大学院) |
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「S&Cコーチの力、存在がスポーツ選手の脳振盪後の競技復帰に重要な役割を果たしている」、そんなことを考えたことのあるS&Cコーチの方はどれくらいいらっしゃるでしょうか? 演者の経験上、実は少ないのではないかと思います。なぜなら、脳の外傷からのリハビリは主にメディカルチームが担当するからです。しかし、競技復帰の前に必ず確認しなければならないこととして、体力・パフォーマンスの回復が挙げられます。受傷直後の安静期間を経て、体力・パフォーマンスも段階的に元に戻さなければ、復帰後の傷害発生率が高まる可能性もあります。 本講演では、そのような役割を担うS&Cコーチの重要性をお伝えします。 |
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2月5日(日):2日目 11:25~12:35 |
【Day2-2-A】
上條ホール (1F)
定員:395名
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講演 東京2020選手村フィットネスセンターの活動とこれからのトレーニング指導者のあり方 鈴木 岳.(Ph.D., ATC, CSCS, 株式会社R-body) |
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東京2020大会における選手村内フィットネスセンターでは「トータルコンディショニングサポート」を実現すべく、下記3つの取り組みを行った。 ・ポリクリニック(総合病院)との連携 ・円滑なトータルコンディショニングオペレーションを考慮したトレーニング機器選定と空間デザイン ・アスレティックトレーナー(AT)、およびストレングスコーチ(SC)によるアスリートサポート 本セミナーでは、上記の試みを通じたSCの大いなる可能性について述べる。 |
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【Day2-2-B】
冨士桜 (B1F) 定員:120名
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実技 スピードトレーニングにおけるコーチング言語 Nick Winkelman(Ph.D., CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, XPS, アイルランドラグビーフットボール協会アスレティック・パフォーマンス&サイエンス責任者) |
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本セッションでは、スピードの向上とスポーツへの転移を最適化するために必要なプログラミングとコーチングの戦略について考察します。セッションを計画する際の制約主導アプローチと、質の高いコーチングとキューイングに重点を置き、参加者は自身のアスリートのスピードを向上させるための詳細なプログラムを理解することができます。 |
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【Day2-2-E】
赤松 (4F) 定員:180名
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講演 一般成人を対象としたスポーツ栄養のあり方 ~職業として身体を使う方、働き盛りのサラリーマン等における栄養摂取のあり方を学ぶ~ 鈴木 志保子(Ph.D., 一般社団法人日本スポーツ栄養協会理事長, 神奈川県立保健福祉大学教授) |
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職業として身体を使う方、働き盛りのサラリーマン等における栄養摂取のあり方をお伝えします。特に「運動したらタンパク質」の「運動」とはどのように考えればよいのかを学ぶことで、トレーナーの皆さんから一般の方に、「プロテイン剤等の間違った摂取の勧め」を防止してほしいという狙いがあります。専門ではない領域の情報を間違って伝えることにより、健康被害となる可能性があることも知ってほしいと考えます。スポーツ栄養士と連携して仕事をすることを“強み”に感じていただけるような講演にします。 |
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2月5日(日):2日目 13:05~14:05 |
赤松 (4F) |
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2月5日(日):2日目 14:05~15:15 |
【Day2-3-A】
上條ホール (1F)
定員:395名
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講演 将来につなげる育成期サッカー選手のからだづくり ~U-15(中学生)選手の特徴~ 星川 佳広(Ph.D., CSCS, 日本女子体育大学教授) |
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U-15(中学生)のサッカー選手は身長発育スパート期にあり、形態・組成、体力が大きく変化する。また、トレーニングがより本格的、専門的なものに変化する時期でもある。サッカーの競技力向上には持久性、筋力、スプリント力等、様々な身体能力の向上を必要とするが、成長著しいこの時期に自然成長による変化にトレーニングの効果を相乗させ、将来のより高い競技力へとつなげたい。そのためにはU-15ならではの注意事項-成熟段階の個人差やその判別、それぞれの時期でのからだづくりの考え方があり、講演では発表者のデータをもとにそれらを整理する。 |
講演 将来につなげる育成期サッカー選手のからだづくり ~育成期トレーニングの考え方と実践~ 小粥 智浩(M.S., CSCS, JSPO-AT, 流通経済大学教授) |
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将来のより高い競技力へとつなげていくためには、育成期からの体づくり・動きづくりも重要な要素である。海外で活躍する選手からも、「プロになってからではなく、育成期からの継続したフィジカルトレーニングが必要である」など、同様の声が聞こえてくる。 講演では、日本サッカー協会が示しているJAPAN’S WAYやフィジカルフィットネスプロジェクトの考え方も示しながら、育成期の日本代表選手のデータなども踏まえて、トレーニングの考え方や注意点に関して整理する。 |
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【Day2-3-B】
冨士桜 (B1F) 定員:120名
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実技 膝関節慢性障害の予防のためのスクリーニングとエクササイズ指導 佐藤 正裕(M.S., 理学療法士, JSPO-AT, 医療法人社団スポーツメディカル八王子スポーツ整形外科) |
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慢性障害は、痛みを出している組織にどのようなストレスが加わっているのか、なぜそのストレスが加わるのかを整理して考える必要があり、その上でコンディショニングの方向性を決めていくことが大切です。痛みとなる前に予防するためには、無症状あるいは違和感程度の段階で患部の機能不全や全身機能および動作との関連性、自律神経、疲労などの不具合を感知することが求められます。 本セミナーでは、膝関節の慢性障害予防のための機能不全の評価方法や荷重動作のスクリーニングを提示し、問題点を解決するためのエクササイズについて、実技を中心に紹介いたします。 |
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企業セミナー
【Day2-3-C】
芍薬 (2F) 定員:42名
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講演 テクノロジーを駆使して選手をサポートする 山下 大地(Ph.D., CSCS,*D, CPSS, ハイパフォーマンススポーツセンター国立スポーツ科学センター研究員) |
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近年テクノロジーの進化により、トレーニングの評価方法や管理方法だけでなく、トレーニングの内容がテクノロジーありきになることさえあります。テクノロジーの導入と運用のマネジメントがうまくいかないと、データ処理に追われて選手対応がおろそかになるという本末転倒の事態に陥ってしまいます。 本セミナーでは、力や速度を測る機器を主に題材として扱い、テクノロジーを駆使するために必要な考え方、知識を紹介します。 |
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【Day2-3-E】
赤松 (4F) 定員:180名
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講演 オリンピックリフティングを用いたパワー発揮能力の向上 ~近年の研究動向と実践事例を踏まえて~ 武井 誠一郎(Ph.D., CSCS, マスターコーチ, 帝京大学助教) |
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オリンピックリフティングとは、夏季オリンピック種目のウエイトリフティングで実施されるスナッチおよびクリーン&ジャークと、それらの関連種目の総称である。重いバーベルを高速で挙上するという動作特性から、高速での力発揮、すなわちパワーの向上に有効とされている。 本講演では、オリンピックリフティングの利点に加え、その適用限界や種目・負荷選択における注意点についても理解を深めることで、より効果的な実践につなげることを目的とする。 |
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