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NSCA認定資格更新における基本ルール
NSCAは資格認定者に対して、エクササイズの進歩に後れることなく常に自身の知識と技術のアップデートを行うよう、継続教育活動を義務付けております。
継続教育活動については、こちらで紹介しています。
NSCA認定資格の有効期間
NSCA認定資格の有効期間は3年間です。ただし、有効期間は資格認定日から3年間ではなく、全資格認定者の共通の期間*として設定されており、今期の有効期間は以下の通りです。
*例えば、2019年9月に資格認定となった認定者の有効期間も、2020年12月31日までです。
有効期間
2018年1月1日~2020年12月31日
NSCA認定資格の更新方法
NSCA認定資格は、有効期間を更新することができます。更新は、NSCA認定資格の有効期間内に一定のCEU*を取得して、資格更新手続きをすることで完了します。今期の場合、2020年12月31日までに資格更新手続きを行うことが必要です。
手続きの手順の詳細については、こちらで紹介しています。
*CEUとは、Continuing Education Unitの頭文字をとったもので、継続教育活動単位のことです。
CEUを取得するための活動
①必要CEU数について
資格認定者が、資格更新手続きを行うために取得しなければならないCEU数のことで、資格認定日ごとに定められています。
各資格認定日に定められている必要CEU数は、以下の表をご確認ください。
資格認定日 必要CEU数
2017年以前 6.0
2018年 4.0
2019年 2.0
2020年
1月~6月
1.0
7月~12月
0
(2020年7月~12月の資格認定者は、CEUの取得および資格更新手続きは不要です。)

②CEUの取得活動の種類
CEUを取得するための活動には、NSCAジャパン主催セミナーへの参加、S&Cやパーソナルトレーニングの記事に関連するクイズの解答や自己活動の申告などがあります。これらの活動は、A・B・C・Dの4つのカテゴリーに分けられます。以下にカテゴリー毎の、代表的なCEUの取得活動をご紹介いたします。

●カテゴリーA

NSCAジャパン主催の教育イベント(セミナー、カンファレンス、フォーラム等)への参加。

[CEU数]

1時間につき0.1CEUが付与されます。(但し、カンファレンス、フォーラムに限り、1日につき1.0CEUが付与されます。)

その他の情報はこちらで紹介しています。

●カテゴリーB

NSCAジャパン機関誌(S&C Journal Japan)に掲載されるS&Cやパーソナルトレーニングの記事に関連するクイズの回答(名称:CEUクイズ)。

[CEU数]

10問中7問の正解で0.2CEUが付与されます。正答が7問未満だった場合は、再度チャレンジ可能です。(都度クイズ手数料はかかります。)

手続きの手順の詳細はこちらで紹介しています。

[その他のCEU取得活動]

・出版・執筆活動:詳細はこちらをご覧ください。
・NSCAジャパン主催イベント等の講師を務める活動:詳細はこちらをご覧ください。

●カテゴリーC

NSCAジャパンが認めるS&C、またはパーソナルトレーニングに関する研修への参加。

[CEU数]

この活動は「事前申請」が必要となり、CEU付与の有無を含めて審査の上、決定となります。

事前申請の詳細はこちらで紹介しています。

●カテゴリーD

S&C、またはパーソナルトレーニングに関する自己学習活動の申請(名称:パーソナルディベロップメント)。

[CEU数]

1年間につき0.5CEUが付与されますので、最大3年間*で1.5CEUまで取得できます。

手続きの手順の詳細はこちらで紹介しています。

*資格認定日より前の年の分の申請は行えません。

[その他のCEU取得活動]

・ホームスタディ:詳細はこちらをご覧ください。


③カテゴリーごとの上限値

各カテゴリーには、「必要CEU数」に加算できる上限値が設定されていますので、上限値を超過した分のCEUは、必要CEU数として見なされません。各資格認定日に定められている必要CEU数は、以下の表とおりです。
例)認定日が2018年の場合、必要CEU数は4.0です。カテゴリーAの活動で4.0CEUを取得した場合、必要CEU数には上限値の3.5CEUまでしか加算されません。そのため、必要CEU数4.0を満たすためには、残り0.5CEUをその他のカテゴリーから取得する必要があります。

認定日 カテゴリー 上限値
2017年以前 A 5.5まで
B 4.0まで
C 5.5まで
D 3.5まで
2018年以前 A 3.5まで
B 2.5まで
C 3.5まで
D 1.5まで
2019年以前 A 1.5まで
B 1.0まで
C 1.5まで
D 1.0まで
2020年1月~6月 A 1.0まで
B 1.0まで
C 1.0まで
D 1.0まで
資格更新の手続き
資格更新手続きの際には、資格更新料の支払いが必要となります。必要CEU数を貯めたら手続きをしましょう。資格認定日によって定められている資格更新料は、以下の通りです。
認定日 資格更新料
2017年以前 9,000円(税別)
2018年 7,000円(税別)
2019年 5,000円(税別)
2020年1月~6月 3,000円(税別)
補足

①NSCAジャパン会員の有効期間について

NSCAジャパン会員の有効期間が切れていると、NSCA認定資格の継続に必要なCEUの加算が行われず、資格更新手続きも行えません。「NSCA認定資格」と「NSCAジャパン会員」の有効期間は別々に管理されています。NSCAジャパン会員の有効期間は1年間です。

②有効なCPR/AED認定の保持について

資格更新手続きの際に、有効なCPR/AEDの認定を保持していることを宣誓していただきます。運動指導の現場では、一次救命の場面に直面する確率は非常に高く、運動指導者に対して求められる一次救命の技術は、市民による善意のものとは異なると考えられています。

S&C専門職やパーソナルトレーナーという立場の資格認定者は、不測の事態が起こった場合に、適切な処置ができないと安全配慮義務を怠ったと判断され、法的責任を負う可能性もあると言われています。

このような背景の下、NSCA ジャパンでは一般市民以上に一次救命処置を行えるよう、卓越したCPR/AEDの技術を保持することを推奨しています。

CPR/AEDが、常に有効なものであり続けられるように、心掛けるようにしてください。

有効なCPR/AEDの発行団体について、こちらで紹介しています。

NSCAジャパンCEU担当
ここまでで、資格更新のための知識は得ることができます。ただし、自分にあった方法で資格更新を行うためには、さらにCEUのルールについて知る必要があります。
是非ともこちらから、ご確認ください。

Information
2023/6/15
new
資格更新の手引きの内容を変更しました。
変更箇所:P.9
「○教育イベントの受講」
「○教育イベントの講師」
追記箇所:P.12
「〇ホームスタディ」

資格更新の手引き

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