CSCSの資格認定試験は、基礎科学セクションと実践/応用セクションの2つのセクションで構成されています。

基礎科学セクション

基礎科学セクションは、スコアード問題80問とノンスコアード問題15問で構成されています。

ノンスコアード問題
将来の試験問題を評価するために試験問題中に点在する、採点されない問題のことです

エクササイズサイエンスや栄養学に関する知識を問う問題が出題されます。

分野 問題配分 問題数
エクササイズサイエンス 74% 59
栄養学 26% 21
ノンスコアード問題 15
合計 100% 95

エクササイズサイエンス

解剖生理学、バイオメカニクス、トレーニングに対する適応、心理学などが該当範囲となります。それぞれの知識をきちんと理解できているかどうか、試験問題で問われます。
アスリートに対して適切なトレーニングプログラムを提供するには、エクササイズサイエンスの理解が必須です。
特にアスリートには、ハードなトレーニングが必要となることが多いため、安全で効果的なトレーニング効果を引き出すには、人間の身体そのものについての知識がなければいけません。

栄養学

S&Cコーチとしてのアスリートに対する栄養指導に必要な知識が問われます。
トレーニング効果を引き出すためには、栄養面の指導も必須です。食品についての知識に限らず、エルゴジェニックエイドやサプリメントに対する知識も問われます。

実践/応用セクション

実践/応用セクションは、スコアード問題110問、ノンスコアード問題15問で構成されています。

ノンスコアード問題
将来の試験問題を評価するために試験問題中に点在する、採点されない問題のことです

プログラムデザイン、エクササイズテクニック、組織と運営、テストと評価に関する知識を問う問題が出題されます。
エクササイズテクニックなどに関する映像や画像を見て解答する問題が30~40問含まれます。

分野 問題配分 問題数
エクササイズテクニック 35% 38
プログラムデザイン 35% 39
組織と運営 12% 13
テストと評価 18% 20
ノンスコアード問題 15
合計 100% 125

エクササイズテクニック

柔軟性エクササイズやレジスタンストレーニング、プライオメトリック、スピード、アジリティ、有酸素性トレーニングや非伝統的エクササイズ等の適切なテクニックと、それらのエラーテクニックの修正エクササイズが問われます。また、補助方法も試験問題に含まれます。

プログラムデザイン

選手の健康状態や能力、トレーニング経験とトレーニング目標に基づいて、競技パフォーマンスを最大限に向上させ傷害の危険性を最小限に抑えるためのトレーニングプログラムを計画することがS&Cコーチとしての大きな役割となります。
そのプログラムデザインについて、適切な知識と応用力が身についているかが問われます。

組織と運営

安全なトレーニング指導は、業界の基準に基づいた施設設計と施設の運営方法、また指導者たちがチームとしてアスリートのサポート体制が整った上で成り立ちます。
試験問題では、施設基準とその運営、訴訟問題や法的責任のリスクを最小限に抑えるための方法等について問われます。

テストと評価

指導するアスリートの競技特性等を考慮した、適切なテストと評価を実施するための知識を理解しているかどうかが問われます。
適切なプログラムを提供するために、トレーニング開始前にアスリートの能力を評価すること、またそのプログラムの効果を客観的に判断するためにも、テストと評価は非常に重要です。
さまざまなテスト種目を理解し、その結果により適切な評価ができるかがポイントです。