日程 |
1日目:2023年12月16日(土) 2日目:2023年12月17日(日) |
会場 |
幕張メッセ国際会議場 (千葉県千葉市美浜区中瀬2-1) |
CEU |
CEU |
両日参加 |
12月16日のみ |
12月17日のみ |
2.0(A) |
1.0(A) |
1.0(A) |
【CEU付与について】 ・カンファレンス終了後、1週間以内にCEUを付与します。マイページでご確認ください。 ・米国会員で英語版CEU証明書が必要な方は、下記メールよりお問い合わせください。(ceu@nsca-japan.or.jp)
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講座内容 スケジュール |
12月16日(土):1日目・12月17日(日):2日目 |
申込方法 申込期間 |
【事前料金期間】 2023年11月10日(金)15:00~2023年12月8日(金)17:00
事前申込受付は終了いたしました。
【当日受付について】 これ以降の現地参加のお申込みは、会場にて当日料金でのご案内となります。 当日料金を確認の上、会場にてお支払いをお願いいたします。
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参加料金 |
種別
| 早割料金(税込) (~2023年11月10日 15:00)
| 事前料金(税込) (2023年11月10日~ 2023年12月8日)
| 当日料金(税込) (※)
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両日参加 |
正会員、米国会員 |
14,080円 |
17,600円 |
22,000円 |
学生会員 |
9,856円 |
12,320円 |
15,400円 |
一般 |
21,120円 |
26,400円 |
30,800円 |
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単日*のみ |
正会員、米国会員 |
7,040円 |
8,800円 |
11,000円 |
学生会員 |
4,928円 |
6,160円 |
7,700円 |
一般 |
10,560円 |
13,200円 |
15,400円 |
*12月16日、17日のいずれか1日の参加 |
※2023年12月8日(金)17:00を過ぎて事前申し込みできなかった方は、会場(当日対応デスク)にお越しいただき、当日料金でお支払いいただきます。当日料金のお支払い方法は、現金、クレジットカード、PayPayからお選びいただけます。
※事前申込期間内にお申込みいただいた場合でも、支払期日までに支払いが確認できない場合は、会場にて当日料金でお支払いいただきます。
懇親会
S&Cカンファレンスにおいて、4年ぶりに懇親会を開催いたします。 各表彰やその他企画もご用意しておりますので、是非奮ってご参加ください。
開催日時:2023年12月16日(土)17:30~19:30 会場:コンベンションホールA 参加料金:3,300円(税込) 申込方法:S&Cカンファレンス申込時に懇親会を選択しお申込みください。 また、当日は空席がある場合のみ会場で当日料金4,400円(税込)にて受付を行います。
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キャンセル ポリシー |
【キャンセルに伴う返金について】 開催7日前(12月10日(日))までにご連絡が確認できた場合・・・手数料550円(税込)を差し引いて返金いたします。 開催6日前(12月11日(月))以降にご連絡が確認できた場合・・・返金はありません。
【感染症に罹患、あるいはその可能性がある方】 感染症法等で職場等、公の場への参加の停止が定められている感染症(新型コロナウイルス、インフルエンザなど)に罹患している方、あるいはその可能性が極めて高い方は、他の参加者等への感染防止のため受講をお控えください。 セミナー開催日から30日以内に、NSCAジャパン事務局に医師による診断書(コピー可/スキャンデータのE-mail添付可)を提出し、セミナー当日に感染中または完治しておらず外出できない期間であったことが確認できた場合には、手数料550円(税込)を差し引いて返金いたします。
【開催中止の場合】 a. 悪天候、天災地変、その他の自然現象 b. 交通機関など、セミナー実施に不可欠な組織、団体、個人のストライキ c. セミナー実施に影響を及ぼす新法令の発令および公官庁の命令 d. 施設、機材の異常など、安全かつ円滑にセミナーを実施することが困難と判断される場合 e. 伝染性感染症の蔓延 f. その他、不可抗力により主催者がセミナー実施が困難と判断した場合 上記の理由により、開催中止となった場合、手数料は主催者負担で返金いたします。
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他団体資格の 単位付与 |
現地でのついた講座を受講いただいた方のみ対象となります。 対象講座が決まり次第、順次更新していきます。
:(財)健康・体力づくり事業財団 健康運動指導士・健康運動実践指導者 :(社)日本フィットネス協会(JAFA) JAFA/GFI
※オンライン(ライブ)でお申し込みの場合は、他団体単位付与の対象とはなりませんので、予めご了承ください。 |
協賛募集 |
NSCAジャパンS&Cカンファレンス2023では、協賛を募集しております。 (企業協賛募集のご案内) (協賛申込書)
【お問い合わせ先】 E-mail:public@nsca-japan.or.jp
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その他 |
【来場者特典】 ①記念Tシャツ ②プログラム(冊子) ③ビニールバッグ ④オンライン(ライブ)対象講座 のアーカイブ配信※
※12月18日(月)にご登録のメールアドレスに、視聴用のURL等をご連絡いたしますので、必ず「conference@nsca-japan.or.jp」を受信できるようにしておいてください。 視聴期間(予定):2023年12月19日(火)10:00~2024年1月15日(月)23:59 ⑤CEU相談コーナー
【当日について】 ・「千葉県マスコットキャラクター チーバくん」来場予定! ・入場時に参加証をお渡しします。ご本人様確認のため、お申し込み完了メールの控え、またはNSCAジャパン会員証を当日必ずご持参ください。
・会期中、会場内では各種撮影やオンライン(ライブ)配信を行っております。撮影された写真・動画は、ウェブサイトやSNSを含む、主催者による広告物・掲載物などを目的としての使用に限りますが、来場者が映り込む可能性がございます。あらかじめご了承ください。 |
12月16日(土):1日目 11:00~12:30 |
【Day1-1-A】
コンベンションホールB (2F)
定員:700名
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講演 レジスタンストレーニングの用量反応:歴史的観点から
Brent Alvar(Ph.D., CSCS,*D, TSAC-F,*D, FNSCA, NSCA理事長, ポイント・ロマ・ナゼレン大学) |
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この講演では、私が20年以上にわたって研究してきた、筋力を向上させるためにレジスタンストレーニングの運動処方を最適化する方法について説明します。 トレーニングの頻度、強度、量といった変数の操作方法と、それらを様々な集団に対して実践的に応用することについて詳細に検証します。 |
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【Day1-1-B】
国際会議室 (2F) 定員:150名
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実技 グループトレーニングにおける効果的なプログラムデザインと機能的コーチング ~身体の機能を向上しトレーニング継続率を高めるためには~ 友岡 和彦(ATC, CSCS, クリードパフォーマンス株式会社) |
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この実技では、グループトレーニングで複数人のコーチが均一の質を保ち、参加者の機能向上のためのトレーニングについて解説と実践を交えていきます。ただし、トレーニング体験に終わらず、ジムへの定着率向上につながる、コンセプト作り、コーチ育成、そして、参加者に元気を与えるようなキューイングについても紹介します。グループトレーニングのシステム化に問題を抱えたり、これからグループトレーニングを始めようと考えている方にとっては大切な情報を得る機会となります。 |
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【Day1-1-C】
201 (2F) 定員:200名
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講義 女性アスリートに対するプレーヤーズ・センタードなコーチング 土屋 裕睦(Ph.D., 大阪体育大学) |
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指導者は、プレーヤーをよく観察し、その個性を理解したうえで指導を行うことが大切です。その際、男性だから、女性だからといった紋切型の先入観には注意が必要ですが、発育発達年代や競技レベル、競技種目の特性と同様に、性差やジェンダーに関わる基礎知識は、プレーヤーの個性を理解するうえで必要不可欠です。 本講演では、プレーヤーの個性を理解しつつ、彼女たちの主体性を大切にするプレーヤーズ・センタードなコーチングの在り方について、女性アスリートへの心理サポート事例をもとにしながら参加者と一緒に考えてみたいと思います。 |
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12月16日(土):1日目 13:30~15:30 |
【Day1-2-A】
コンベンションホールB (2F)
定員:700名
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講演 現場報告 中高齢者におけるパーソナルトレーニング指導の実際と啓蒙活動 ~コロナ禍前後での活動の変化~ 竹田 大介(M.S., CSCS, NSCA-CPT, 株式会社肉体改造研究所) |
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コロナ禍はフィットネス業界や我々トレーニング指導者の活動にも大きな影響を与えました。一般の方々にとっても、コロナ禍でコロナ太りやコロナフレイルといった健康問題が発生し、そのことで健康意識がさらに高まり、自宅でのトレーニングを含めて筋力トレーニングを実施する方が増えているようです。コロナ禍以前からコロナ禍の3年間、アフターコロナとなった2023年の活動状況の変化、客層の変化、トレーニングの啓蒙活動方法や集客方法の変化を交えながら、中高齢者のトレーニング指導の実際をお伝え致します。 |
講演 現場報告 メディカルフィットネスにおけるトレーナーの役割 ~オホーツクでの挑戦~
大森 達也(NSCA-CPT, 理学療法士, 柔道整復師, 株式会社PHYSIT) |
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北海道のオホーツク(北見市・網走市)を中心に整骨院併設のスポーツクラブを運営し、メディカルフィットネスを展開しています。スポーツ少年団や部活動・冬季スポーツのトップアスリート・スポーツ合宿や大会サポートなど様々なアスリートサポートを実践しています。 また、当クラブでは持病や既往のある方や、高齢者を含む様々なクライアントのニーズに応えていく事を目標に取り組んでいます。スポーツ競技団体や自治体などとの連携を通じ地域におけるトレーナー活動を紹介させていただきます。 |
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【Day1-2-B】
国際会議室 (2F) 定員:40名 |
スポーツ栄養SIG |
スポーツ現場の栄養の疑問 【座長】 河南 こころ(CSCS, 管理栄養士) 【副座長】 右近 直子(NSCA-CPT, NSCAジャパンマスタ―コーチ, 管理栄養士, 京都文教短期大学) 三好 友香(CSCS, 管理栄養士, 公認スポーツ栄養士, 森永製菓inトレーニングラボ) |
スポーツ現場においては、栄養の疑問がたくさん生まれると思います。今回は事前に参加者の皆様から募った疑問・質問について議論し、スポーツ現場における最適解を探していきたいと思います。 ※事前質問の募集 Facebook(スポーツ栄養SIG)ページよりお願いいたします。 |
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【Day1-2-D】
101 (1F) 定員:40名 |
ラケットスポーツSIG |
ラケットスポーツのジュニア育成におけるラケットの選択とS&Cのかかわり 【座長】 米澤 和洋(M.S., CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, NSCAジャパンマスターコーチ, 株式会社ATHER) 【副座長】 勝原 竜太(M.S., CSCS, 公益財団法人吉田記念テニス研修センター, 一般社団法人スポーツのよき相談者) |
ラケットスポーツにおいて、ジュニア育成時にどのようなラケットを使うのかによって、プレースタイルや練習は異なっていきます。その際にスキルコーチはどのようなことを教えようとしているのか、ということをS&Cコーチは理解し、育成にどのように関わっていくのか考えていかなければなりません。 座長からは卓球とバドミントン、副座長からはテニスに関する話題提供を行い、この点について皆様とディスカッションできればと考えております。 |
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【Day1-2-E】
103 (1F) 定員:40名 |
高校S&C SIG |
高校におけるS&Cの普及に向けての意見交換 【座長】 花木 祐真(M.S., CSCS, NSCAジャパンマスターコーチ, 国士舘大学スポーツパフォーマンスセンター)
【副座長】 小平 健太郎(M.S., CSCS, NSCA-CPT, 高校ラグビー部S&Cコーチ, 一般社団法人スポーツのよき相談者) 亀本 佳世子(Ph.D., NSCA-CPT, 公認スポーツ栄養士, 日本体育大学) |
本SIGのテーマは「高校におけるS&Cの普及に向けての意見交換」です。部活動の現場や外部指導員の導入事例等について紹介し、皆様とディスカッションを行います。 また、皆さまからのご意見を集めるためにリアルタイムアンケートソフトを使用いたします。QRコードを読み取り、その場でアンケートに回答して頂きますので、ぜひスマートフォンまたはタブレットをご持参ください。 高校におけるS&Cの普及を目指すうえで、まずは皆さまのご意見をもとに現状課題を明らかにし、共有する場にしたいと考えております。参加者の皆さまとの活発な意見交換を楽しみにしています。 |
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【Day1-2-F】
104 (1F) 定員:30名 |
分科会 |
身体的要求の高い職業におけるS&Cを考える 【座長】 酒井 崇宏(NSCA-CPT, TSAC-F,*D, 龍谷大学学生部/スポーツ・文化活動強化センター) |
アスリート以外にも、農業・漁業などの一次産業従事者や、製造業・建築業などの二次産業従事者など、身体的要求の高い職業は多い。 同じく身体的要求の高い警察官や消防士などの公安職や自衛官はタクティカルアスリートと呼ばれ、米国NSCA本部ではタクティカルアスリートをサポートする人材育成の観点から資格(Tactical Strength & Conditioning Facilitator : TSAC-F)を発行している。 本分科会では上記のような職業を「身体的要求の高い職業」と定義し、そういった職業に就く人々に対するサポートを考えたい。上記に示した職業で求められる身体的要求はスポーツと同じく特異的であり、ハイパフォーマンスからライフパフォーマンスまで幅広い。本分科会は上記についての情報交換を目的とし、TSAC-Fに関する一般的な情報提供を交えながら、ディスカッション形式で進行する。 |
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【Day1-2-C】
201 (2F) 定員:200名 |
口頭発表 【座長】 杉崎 範英(Ph.D., CSCS, 明治学院大学) |
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12月16日(土):1日目 15:50~17:00 |
【Day1-3-A】
コンベンションホールB (2F)
定員:700名 |
講演 アスリートトークセッション
トップアスリートのフィジカルトレーニングの世界 【座長】 友岡 和彦(ATC, CSCS, クリードパフォーマンス株式会社)
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【講師】 大家 友和(元プロ野球選手, 元プロ野球コーチ) 清澤 恵美子(元アルペンスキー日本代表, 指導者, 解説者)
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世界を舞台に戦ってきたトップアスリートとともに、フィジカルトレーニングの在り方や実際の取り組み、S&Cコーチと選手の関係性、アスリートがS&Cコーチに求めることなどについて、ディスカッションする予定です。 |
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【Day1-3-B】
国際会議室 (2F) 定員:150名
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実技 フレンチ・コントラスト・メソッド Ashley Jones(M.S., CSCS,*D, RSCC*E, クルセイダーズ・インターナショナル・アカデミー) |
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本セッションでは、活動後増強効果(post-activation potentiation)の概念、そして力-速度曲線に沿ったフレンチ・コントラスト・メソッドを用いた神経系のトレーニングに対する活動後増強効果の重要性を紹介します。ダイナミックで先進的なこのトレーニング方法において、バーベルやメディスンボール、バンド、そして自体重を用いた動作を通して、“ダブルコントラスト”法を体験することができます。 また、この応用的なトレーニング方法をいつ、どのくらいの期間実施すればよいのか解説し、フレンチ・コントラスト・メソッドを適切に実施するためのトレーニング歴の浅いアスリートに対する一連のリグレッション(減退方法)についても詳しく説明します。 |
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【Day1-3-C】
201 (2F) 定員:200名
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講演 筋肥大に有効なたんぱく質摂取方法の検討 ~量、種類、摂取タイミングに着目して~ 安田 純(Ph.D., CSCS, 管理栄養士, 東海大学) |
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筋量の増加(筋肥大)は競技力向上やサルコペニア予防など様々な側面で重要である。筋肥大を最も誘導する因子としてレジスタンストレーニングが知られているが、その他の因子の一つとしてたんぱく質摂取が重要である。近年では、筋肥大に対して1日の総たんぱく質摂取量に加えて、各食事でのたんぱく質摂取量も重要であることが示唆されている。加えて、たんぱく質の種類や摂取タイミングもしばしば議論される。したがって、本講演ではたんぱく質の量、種類、摂取タイミングに着目し、筋肥大に有効なたんぱく質摂取方法を考察したい。 |
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12月17日(日):2日目 9:30~11:00 |
【Day2-1-A】
コンベンションホールB (2F)
定員:700名
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講演 チャンピオンシップを勝ち取るためのスポーツコーチとS&Cコーチの関係構築 Ashley Jones(M.S., CSCS,*D, RSCC*E, クルセイダーズ・インターナショナル・アカデミー) |
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本講演では、チャンピオンシップを勝ち取るために、常に一致団結してパフォーマンスを発揮するための監督またはヘッドコーチとS&Cコーチとの関係性について深く掘り下げていきます。 3つのプロスポーツにおいてプロフェッショナルコーチとして30年以上務めた実体験を活かし、道徳および自己追求の柱の確立を通じて成功のための関係性の基礎を構築する核となる価値観について解説します。最適化されたパフォーマンスを達成するには、コーチングとパフォーマンスチームにかかわるすべての関係者が同じ認識をもつ必要があります。 本講演では、指導するスポーツに関係なく、これを達成できる方法について詳しく説明します。 |
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【Day2-1-B】
国際会議室 (2F) 定員:150名
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実技 競技特性を踏まえたアジリティトレーニング 柳下 幸太郎(M.S., CSCS, 名古屋グランパス) |
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アジリティとは多くの競技スポーツにとって勝敗を左右する重要なスキルである。アジリティは単なる素早さの指標ではなく、試合中の課題解決のための意思決定を伴うスキルであると考えられている。 今回は競技特性を踏まえたアジリティとはどのようなものなのか、演者の専門スポーツであるサッカー競技を通して考察し、さらに競技パフォーマンス向上につなげるトレーニングとして運動学習理論の原理、原則に基づいた機能改善、スキル向上、パワー発揮、認知的要素を含むトレーニング方法の構築、および指導スキルなどを実技も通して紹介していく。 |
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【Day2-1-C】
201 (2F) 定員:200名
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講演 睡眠と運動パフォーマンスの関係性 西多 昌規(M.D., Ph.D., 早稲田大学) |
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睡眠は、疲労回復や集中力、反応速度、身体能力など、スポーツに必要な認知運動機能に影響を与える。しかし、エリートレベルから学生アスリートに至るまで、睡眠時間や睡眠の質は十分ではなく、睡眠不足によるスポーツパフォーマンスの低下が生じている可能性もある。また、生体リズムによってもパフォーマンスは変化するので、パフォーマンスの最適化やジェットラグ対策にとっても重要である。 本発表では、基礎的な知識から実践例も交えて、アスリートにとって睡眠と生体リズムの重要性を解説する。 |
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企業セミナー
【Day2-1-D】
101 (1F) 定員:120名
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講演 ワットバイクを使った心肺フィットネス向上 ~アスリートの競技力向上から一般人の健康増進までバイクトレーニングの可能性を考える~ 平井 伯昌(M.S., 東洋大学, 同水泳部監督) |
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平井レーシングチームおよび東洋大学水泳部では2018年からワットバイクをトレーニングに採り入れてトップアスリートの競技パフォーマンス向上を図っている。一方で、Wattbike社は一般の中高齢者の心肺フィットネスをバイクトレーニングで高めるプログラムを開発、自治体との共同事業を通じて参加者の最大酸素摂取量を有意に上げる成果を出している。現在、両者は共同でアスリートから一般人まで幅広い層を対象に、バイクトレーニングにより心肺機能を高める更なる取り組みに注力している。 その背景、目的、経過を説明するとともにバイクトレーニングがアスリートの競技力向上や一般人の健康増進にもたらす効果について、ここまで培ってきた経験、知見、事例を含めて説明する。更にバイクトレーニングが持つ可能性について考察する。 |
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12月17日(日):2日目 11:20~12:30 |
【Day2-2-A】
コンベンションホールB (2F)
定員:700名
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講演 トレーニングの原理原則の再考とレジスタンストレーニング 谷本 道哉(Ph.D., 順天堂大学) |
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トレーニングの原理原則は、戦後に旧ソビエトや東ドイツなどの旧共産圏により体系化されたものとされる。これは70年以上も前のものであり、普遍的な部分もあるが、見直すべき部分や解釈の仕方に注意すべき部分もあるだろう。 例えば、全面性の原則に基づいてトータルに全身の機能を向上させたいが、持久的運動の実施は筋力トレーニングの効果を減ずるという問題がある。漸進性の原則に基づいて負荷重量の増大を追い求めすぎると、可動範囲の狭まる動きに陥りやすい。など、本講演では、いま一度原理原則を見直して考察していきたい。 |
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【Day2-2-B】
国際会議室 (2F) 定員:150名
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実技 タクティカルアスリートのためのパワートレーニング
Brent Alvar(Ph.D., CSCS,*D, TSAC-F,*D, FNSCA, NSCA理事長, ポイント・ロマ・ナゼレン大学) |
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タクティカルアスリートのためのパワートレーニングの必要性と実践的な実施方法を探る実技セッションとなります。 ダンベル、ケトルベル、メディスンボールエクササイズを行ない、パワー発揮のための筋力強化を目指します。 *身体的要求の高い警察官や消防士などの公安職や軍人や自衛官をタクティカルアスリートと呼び、米国NSCA本部ではタクティカルアスリートをサポートする人材育成の観点から資格(Tactical Strength & Conditioning Facilitator : TSAC-F)を発行しています。 |
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【Day2-2-C】
201 (2F) 定員:200名
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講演 学校専属アスレティックトレーナーによるユース世代のトレーニング浸透と指導者とのコミュニケーション 小出 敦也(ATC, JSPO-AT, 早稲田実業学校) |
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早稲田実業学校では2005年から日本の中・高校で初となる専属アスレティックトレーナーを配備しています。パフォーマンス向上だけでなく傷害予防の観点からもストレングスの強化が重要ですが、以前までは指導者や学校からもストレングストレーニングが理解されていませんでした。 学校現場でストレングスの理解を得るための指導者とのコミュニケーションやプレゼンテーションによる環境改善の経緯やユース世代のトレーニングの注意点などを紹介させて頂きます。 |
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12月17日(日):2日目 12:40~13:40 |
201 (2F) |
講演 ライブキャリアインタビュー S&Cフィールドで活躍中のお二人に、ご自身のキャリア、仕事についてお話しいただきます。これからパーソナルトレーナーやS&Cコーチを目指す方、活動の幅を広げたい方など、積極的にご参加ください。当日はお二人のお話に加え、質疑応答の時間も設ける予定です。 ※本講演の事前登録はございません。ご自由にご参加いただけます。 |
チームでS&Cコーチとして働く魅力 ~学べる環境を探す~ 臼井 智洋(CSCS, 5人制女子バスケットボール代表スポーツパフォーマンスコーチ) |
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昨今、チームサポートを行うS&Cコーチの需要が高まる一方で、チームで活動するS&Cコーチが増えていない現状があると考えます。様々なことが求められ、予期せぬ課題が発生する現場での活動は非常に魅力的です。そういった環境で活動するためには学び続けることが必要であり、いかに学べる環境(どこで・誰のもとで)を探すかが重要になります。 参加者の皆様とともに、今後のS&Cコーチのキャリア形成、日本国内におけるチームサポートを行うS&Cコーチの課題などについて、考えるきっかけとなるセッションになることを願っています。 |
多様なフィールドで活動するキャリアを目指して 古里 緑(NSCA-CPT, パーソナルトレーナー) |
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フリーランスのS&Cコーチ・パーソナルトレーナーとして、様々な形でスポーツ・フィットネスに関わらせていただいております。まだまだ経験不足な部分もあるかと思いますが、個人でのパーソナルセッションに加えて草野球大会公式トレーナー・専門学校非常勤講師・ストレッチ専門店の技術顧問・ファンクショナルトレーニングスタジオのマネージャー・バラエティ番組のロケ帯同・テキストの監修など多岐に渡る現場での事例をご紹介します。 また、私がキャリアを考える上で大切にしてきた考え方や繋がりについてもお伝えします。 |
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12月17日(日):2日目 13:10~14:10 |
コンベンションホールA (2F) |
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12月17日(日):2日目 14:20~15:30 |
【Day2-3-A】
コンベンションホールB (2F)
定員:700名
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講演 高強度インターバルトレーニングの理論と実践 【座長】 山下 大地(Ph.D., CSCS, CPSS, 国立スポーツ科学センター) |
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高強度インターバルトレーニングの理論 山岸 卓樹(Ph.D., 国立スポーツ科学センター) |
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近年、高強度インターバルトレーニング(以下、HIIT)はアスリートから中高齢者まで幅広い年齢層や体力レベルを有する人々の間で盛んに実施されている。しかし、HIITを正しく処方し狙ったトレーニング効果を得るためには、HIITの定義や様式を正しく理解した上で、高強度運動に対する生理学的応答・適応に関する基礎知識を習得する必要がある。 本講演では、まずHIITの定義およびHIITを構成する変数(運動強度、運動時間、休憩時間、休憩強度等)を概説し、その後、講演者自身のこれまでの研究成果も交えながらHIITに関する最新知見を提供する。 |
高強度インターバルトレーニングの実践 池田 克也(M.S., CSCS, 国立スポーツ科学センターハイパフォーマンスジム) |
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アスリートに高強度インターバルトレーニング(HIIT)を処方する際には、前半パートで示したトレーニング変数を選手のトレーニング目的や課題に合わせて適切に組み合わせ、トレーニング期間の長さや適応度合に応じて調整する必要がある。また選手の能力に合わせた強度を設定するための測定評価が必要である。 本講演後半パートでは、国立スポーツ科学センターハイパフォーマンスジムで実施しているHIITプログラムおよび測定評価の方法をご紹介する。 |
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【Day2-3-B】
国際会議室 (2F) 定員:150名
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実技 肩関節の回旋を利用した怪我予防と運動機能を向上させるアプローチ ~肩関節のポジション別の評価方法と運動力学の考察~ 小松 清隆(CSCS, アメリカンクラブ) |
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肩関節は上半身の最も強力な力発揮をする関節であり、また最も可動する関節である。この重要な肩関節の機能的な動作を習得するためにはカギとなるポジションを理解することが重要である。なぜならそのポジションの連続体が動作となるからである。 それぞれのポジション別に適切な回旋を加えることにより肩関節の適切なモーターコントロールが生まれる。実技を通して肩関節の機能を考え体感してみる。 |
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【Day2-3-C】
201 (2F) 定員:200名
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講演 トレーニング指導において遺伝特性は考慮すべきか? 菊池 直樹(Ph.D., CSCS, NSCAジャパンマスターコーチ, 日本体育大学) |
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遺伝子検査ビジネスは、現在多くの企業で展開されており、スポーツ分野においても活用事例が紹介されるようになっています。一方で、科学的根拠に基づかない内容も存在します。同じ運動やトレーニングを行ったとしても効果には個人差があります。その個人差はトレーナビリティとして理解されています。 本講演では、トレーナビリティを説明する要素である遺伝特性はどのように理解すべきか、またどのような活用方法に向けてスポーツ遺伝学研究が展開されているのか紹介します。 |
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